第63章(1 / 7)
不死灵药:
逢ふこともなみだに浮かぶわが身には死なぬ药も何にかはせむ
不见之缘 悲泪满衣襟不死灵药又何用
龙头之珠:
わか弓(ゆみ)の力は龙あらばふと射杀して首の玉は取りてむ
此弓之力箭可射杀龙取其首级之玉珠
蓬莱玉枝:
まことかと闻きて见つれば言の叶を饰れる玉の枝にぞありける
华丽之辞假几可乱真奈何玉枝非俗物
火鼠之裘:
限りなき 思ひに焼けぬ皮衣袂かはきてけふこそは着め
苦恋之火不能燃此裘今日逢君泪始干
なごりなく 燃ゆと知りせば皮衣思ひの外衣置きて见ましを
华美之裘炽火了无痕徒有虚表枉用心
燕之子安贝:
年を経て波立ち寄らぬ住の江のまつかひなしと闻くはまことか
此生之待燕子之安贝缥缈之说可是真
佛之玉钵:
おく露の光をだにぞ宿さまし をぐら山にて何もとねけむ
微露之光怎与月争辉大概取自小仓山
天之羽衣:
今はとて天の羽衣着るをりぞ君をあはれと思ひいでける
↑返回顶部↑